走査電子顕微鏡/Scanning Electron Microscope

08 15, 2012
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前回の記事に続いて、次の装置は走査型電子顕微鏡です。
科学的評価の第一歩は、物質の形態を、自分自身の目でしっかり観ることから始まります。
見ても無い事を、あれこれ言っても、説得力なんて無いのです。
一般には光学顕微鏡が使われますが、光の波長より細かい物は観察出来ません。
写真の電子顕微鏡だと、5ナノメートル(100万分の1ミリ)まで観察可能です。
さらに試料から発生するX線を分析して、焦点位置にある物質の組成までもが分かります。
先日は、部分発色不良、国産ノーカーボン紙の裏面マイクロカプセルを観察しました。
下の写真のように、発色用染料カプセルの、部分塗工不良である事が一目瞭然です。
自分自身の目で観察出来るというのは凄い体験で、言い訳出来ない事実が迫ってきます。
ありえない・・・でも目の前に存在する事実に対して、深く静かな考察が始まります。
こんな楽しい装置が近所にあるのは本当に幸せ。エンジニア冥利に尽きます。
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