メディアユニバーサルデザイン
05 16, 2010

私が所属する全国青年印刷人協議会では、5年前からメディアユニバーサルデザイン(MUD)の普及に取り組んでいます。
色覚障害者の中で一番多いケースは、赤と緑の区別が付きにくいのですが、日本人では男性の20人に1人、女性の400人に1人が赤緑色覚障害で、日本全体では300万人近く存在します。
驚く事に男性のAB型の数に匹敵する訳ですから決して異常という訳ではありません。
また、80歳を過ぎると90%の人が白内障など目の病気になります。視力や色覚が低下して、様々な情報の区別が付きにくい人は、今後高齢化社会の中、増えて行く一方です。
しかし、これほど多くの人が生活する中で、色に配慮していないデザインは、避難経路図、救命現場で使用されるトリアージタグのよう命に関わる所でさえ、全く無関心に多く採用されているのが現実です。
上記の写真は色覚障害の方にはどのように見えているのかというサンプル画像です。
メディアユニバーサルデザインは、色弱者だけでなく、すべての利用者の視点に立ってつくられたデザインです。
2007年から会社のカレンダーにはMUDに配慮したデザインを採用しました。
「メディアユニバーサルデザイン」の考え方が広まり、「思いやりのある社会づくり」に、少しでも貢献できればと考えています。
(元記事2007.3→2010.5update)
